日産は、仕様を向上したクロスオーバー「キャシュカイ」をジュネーブモーターショーで初公開した。今回の改良ではエクステリアデザインをリフレッシュするとともに、インテリア品質及び走行性能を改善したという。
日産は「ゼロ・エミッション」、「ゼロ・フェイタリティ」の2つのゴール実現に向け、クルマの電動化、知能化に取り組んでおり、今回の仕様向上でも「ニッサン インテリジェント モビリティ」の技術をふんだんに採用しているそうだ。
また2017年度中には、高速道路の単一車線でアクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御できる、自動運転技術「プロパイロット」を搭載予定。これにより、高速道路での渋滞時や走行時のドライバーの負荷が低減し、より安全で快適な走りを実現。
大幅な変更が加えられたキャシュカイ。2007年の発売以来欧州で累計230万台を販売し、欧州で最量販のクロスオーバーの記録をさらに塗り替えそうだ。