2013年に国内投入されたルノー・ルーテシアにマイナーチェンジが施され、外観のリフレッシュと内装の質感アップが図られた。税込み価格は199.0〜229.0万円。
外観ではヘッドランプがフルLED化され、エンジンONに連動して灯るポジションランプ兼用のCシェイプランプを新採用。このランプにはドアロック解錠時にも点灯して乗員を出迎えるウエルカム機能と、降車後もしばらく点灯させておけるシーミーホーム機能が組み込まれている。
同様にテールランプもCシェイプ型に変わり、リアビューをワイドに見せる演出も。このほか、バンパーやアルミホイールのデザインも変わった。
インテリアで見逃せないのが、最上級グレードのインテンスに用いられたレザー調&ベロアのコンビシート表皮だ。ザックリとした肌触りでカジュアルな印象が強かった表皮から一転、プレミアム感を感じさせるものに差し替えられた。ドアトリムへのソフトパッド追加、メーターパネルの照明色変更、マップランプのLED化など、クオリティupにつながる改良は随所に見られる。最上級グレードに用意されているレッド内装の色調が見直されて落ち着きが増したのも朗報だ。
参考までに、ルーテシアはモデルチェンジ前の2010年から7年連続でフランスのベストセラーとして販売ランキング1位の座をキープしており、初代からの累計販売台数は1300万台を超えているという。