トヨタは、山形県の総合運動公園を含む県内14会場で開催された第54回技能五輪全国大会において、参加した10職種の内、4職種で金メダルを獲得した。
トヨタの金メダル4個は、今大会参加した企業中トップの成績、トヨタグループ全体では、合計9個の金メダルを獲得したという。
今回の技能五輪全国大会の結果を受けて、豊田社長は「日々、技能を磨く努力を重ねてきた若きエンジニアたちが技能五輪という舞台でプレッシャーに負けず、それぞれのバッターボックスに立ちフルスイングしてくれたことを大変うれしく思っている。選手を支えてくださったみなさんに、心より感謝を申し上げます。今後も、モノづくりの未来のため、もっといいクルマづくりのためにどんどん挑戦し続けてほしい」とコメントした。
なお、今回の金メダル獲得者は、2017年10月にアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ市で開催される「第44回技能五輪国際大会」の日本代表として出場するそうだ。
技術の継承問題がいろいろな業界で問題となっているが、こういったニュースは少し安心する。
トヨタの金メダル獲得者は以下の通り。
氏 名 | 職 種 |
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剣持 光彰(けんもち みつあき) | フライス盤 |
髙木 真悟(たかき まさと) | 木型 |
深見 勇斗(ふかみ ゆうと) | 車体塗装 |
里山 僚一(さとやま りょういち) | ITネットワークシステム管理 |