ホンダ・フリードが3代目に生まれ変わった

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3代目フリードが発表された(発売は6月28日)。税込み価格は1.5Lガソリン車が250万8000〜308万7700円、1.5L e:HEV(ハイブリッド)が285万7800〜343万7500円で、月販6500台が計画されている。ホンダ関係によると「事前予約は順調」だという。
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最大の見どころはハイブリッド機構が2モーター式のe:HEVに進化したことだ。エンジンはフリクション低減によって最大熱効率が40%以上に引き上げられ、発進時からモーターが力強い走りをもたらす。カタログ燃費は25.6km/L。また、リアルタイム4WDが設定されている点も見逃せない。
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デザインはAIR(エアー)と、先代から継続設定されるクロスターから選べる。ヘッドランプからボディ側面を通ってリアガーニッシュまで繋がる水平基調のラインが、シンプルながらクオリティの高さを演出。リアコンビランプは縦型デザインに変更。
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クロスターには専用のブラックバンパー、ホイールアーチおよびサイドシルガーニッシュが装着され、専用グリルやルーフレールも装備されている。
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内装は7インチTFT液晶メーターをステアリングホイールの内側から視認するインホイール式に変わった。Aピラーはフロントタイヤの真上に移されて前輪の位置および車幅が把握しやすくなったという。フロントピラーの一本化とドアミラーの位置変更によって斜め前方の視界が向上し、歩行者に気づきやすい運転環境を確保。また、インパネとベルトラインは水平基調に設計され、リアクォーターウインドウはスクエア型に変更されて開放感アップに貢献している。
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3列目シートは軽量化と薄型化を実現しながらも座り心地を維持。はね上げ時の固定位置を下げて垂直にすることで荷室への張り出し量を抑え、荷室幅が約160mm広がった点も朗報だ。クロスターには2列シート5人乗りも設定されている。
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新型フリードには電動ウインチが装備されているスロープ車もラインナップされている。後席ヒーターダクトに加えてリアクーラーも装備されていて乗員の快適性アップが図られた。新型では型式指定自動車として設定されているため、持ち込み登録が不要になった。こちらの価格帯(非課税)は297万7000〜329万5000円。
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また、助手席の回転から昇降まで全ての操作が電動で行えるリフトアップシート車もラインナップ。シートバックの角度とシートポジションも電動で調整できるため、車いす利用者の移乗にも役立つ。価格(非課税)は299万5000円。
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