ホンダ、中長期的な視野で強いEVブランド構築へ

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ホンダは5月16日、当面の取り組みについて記者会見を行った。

会見で三部社長は「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて適材適所の姿勢で具体化を加速する趣旨の説明を行った。詳細はリンクを確認してほしい。

https://global.honda/jp/news/2024/c240516.html

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以下は質疑応答の要旨。

質疑応答
Q 投資額が倍増した。
A 2年前に5兆円としたが、バッテリーを「手の内化」する。バリューチェーンを構築する。ソフトウェアデファインドビークル対応の2点で10兆円となった。ハイブリッドの稼ぐ力は計画通り。
北米中心にHV事業は好調。ICEに比べても収益性ある。2020年代後半にはコスト下げ、性能上げ、小型化する。
2029年から2030年くらいにピーク迎える。今より180万台増くらい。
Q安全について。2050年の交通事故死者ゼロ。2030年のマイルストーンは?
A 地域によって差はある。日本は死者が減少している。北米はむしろ増加している。ホンダセンシングの投入をグローバルに全車種に行う。目標達成に向け確実に進める。
2030年50%、2050年ゼロは変わらずやっていく。
Q ゼロシリーズについて
A バッテリーEVの新しいアーキテクチャを使う。
Qメガキャストについて
Aギガキャスト鋳造にすれば良いのかと言うものではない。バッテリーパックは大きな部品。60余の部品を5つにする。ボディについても研究している。薄く軽く「シン、ライト」に寄与する。
Q 「空間価値かなぁ」と三部さんは言った。
一般的にはSDV。AD.ADASのためIBMとの提携もその一つ。能力、脳力の高いクルマ。2030年頃には格段に変わる。
半導体SIC含めて自分でやらないといけない。あと5年しかないのでスピード上げてやる。
Q 中国での電池コストの削減方法は?
ACATLから調達している。三元系ではないバッテリーの調達。
Q メガキャスト導入の課題は?
A研究開発は続けている。2020年代後半にはポテンシャル高いクルマを出せるようにしたい。
リソースサーキュレーションの中で考えていく。

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