来年1月発売のBYDミッドサイズEVは440万円

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BYDオートジャパンは23年1月31日にミッドサイズ電動SUVのATTO3を発売する。税込み価格は440万円で、ユーザーへの納車は同年3月から始まる。今年度のEV補助金には間に合わないが、仮に来年度も同額に設定された場合、85万円を受け取ることができて355万円で買える。
また、国内発売に合わせて同社は1月下旬から15都道府県に22拠点の開業準備室を順次オープンする予定で、25年末には100店舗以上の販売ネットワークを構築する。
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国内導入モデルの第1弾にあたるATTO3はEV専用プラットフォームにBYD独自のブレードバッテリー(58.56kWh。熱安定性に優れたリン酸鉄を使用)が搭載され、150kW/310Nmのモーターで走る。その走りがスムーズで国産EVに劣らないことは以前に当サイトでお伝えしたとおりだ。航続距離(WLTCモード測定値)は485km。バッテリーの保証(残容量70%)は8年15万kmで、それ以外の部分には4年10万kmの保証が付帯される。
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国内に導入されるのは単グレードで、ブラインドスポット警告やプリクラッシュ・ブレーキ、パノラマルーフなども装備。通信型ナビの表示画面は電動回転式で縦および横に向きを変えられる。もちろんスマホ連携機能も有する。ボディカラーは5色から選べる。
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価格は前述したように440万円に設定されるが、サブスク型リースでは任意保険を除く諸費用も含めて月額4万0400円で所有できる。このほか、残価設定ローン、完全購入など多彩な買い方から選べる。

ATTO3は中国で今年2月に発売され、その後オーストラリアやタイでも売り出されてグローバル累計販売台数は14万台を突破。同社は中国に4つの工場を構えているが、5拠点目として初めて海外(タイ)に工場を開設する予定もある。

atto3_rr現在は東京・新宿のマルイで展示&試乗会(試乗はウェブから予約が必要)を行っており、12月10&11日には輸入車電動車スタイルフェア名古屋に、来年1月13〜15日には東京オートサロンに、同2月10〜12日には大阪オートメッセに出展するので、実際に触れて品質を確かめる絶好のチャンスになるだろう。

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