ダイハツ九州は新型コロナウイルスのクラスター認定を受けたことで1月17日の生産を取りやめたが、保健所の指示で抗原検査を行ったところ、従業員の健康確保に問題がないとして本日(1月18日)から稼働を再開した。
一方で半導体不足の影響は続いており、1月21日以降も九州・大分工場を含むダイハツの各工場で一時的に生産が中断されることがマガジンXの調べでわかった。
マガジンXがつかんだ内容によると、滋賀工場で生産されているムーヴキャンバス、大分第1工場で生産されているウェイク、大分第2工場で生産されているムーヴとキャストは1月21日から同31日まで生産が止まる。
タントとロッキーのガソリン車のうち、クルーズコントロール付きは生産台数が絞られ、減った分はクルーズコントロールなしのモデルで補われる。
また、滋賀工場は1月29日、大分第2工場は1月22日と同29日の各土曜日の稼働が中止される。
これによって該当車種の納期がいっそう乱れるのは避けられないだろう。2月も引き続き生産調整が必要かどうかは未定。
なお、上記に含まれない大分第1工場のアトレー&ハイゼット、池田工場(ブーンとトール)、京都工場のムーヴキャンバス、コペン・ファクトリーは影響を受けずに通常どおり稼働する。