今月末から開催されるパリ・モーターショーで、三菱が新たなコンセプトカー「GT-PHEV」をワールドプレミアとして披露する。
「グラウンド・ツアラー」の頭文字に由来するGT-PHEVにはダイナミック・シールドと呼ばれるフロントマスクが織り込まれ、鉄のカタマリから削り出したかのような力強さをボディ全体で表現。
内装には高めに設計されたセンターコンソールが設けられてコックピット感覚が強調される。バーガンディ色のレザーが使われて外観のルーフとコーディネートが図られる点にも注目したい。
メカニズムでは3モーター式(フロントに1個、リアに2個)のPHEVシステムを搭載。次世代の大容量バッテリーと相まってEV航続距離は120kmに達し、ガソリンエンジンを併用すれば一回の燃料補給で1200km走れるという。