夏の正式発売に先がけてGRヤリスがワールドプレミアされ、発売記念モデル「ファースト・エディション」の先行予約受付が始まった。
1.6L直3直噴ターボは272ps／37.7kg-mをマークし、6速MTと前後駆動力可変システム採用の4WDシステムが組み合わされる。ボディサイズは3995mm×1805mm×1460mmで、タイヤには225/40ZR18がおごられる。ツヤ消しブラックのグリルやリアスポイラーが特別装備されるファースト・エディションの価格は396.0万〜456.0万円。
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/
東京オートサロンの会場でプレゼンテーションを行ったGAZOOレーシング・カンパニーの友山茂樹プレジデントは「トヨタにとってセリカGT-FOUR以来20年ぶりのスポーツ4WDだが、もはやノウハウもなくて開発過程で苦労した。それでも試行錯誤しながら仕上げてきた」と説明。まだモリゾウさんからは合格点をもらえていないそうだが、発売間際まで作り込みと熟成が図られていくようだ。
そのモリゾウさん（豊田章男社長）は「（スープラと違って）自らの手で作るスポーツカーが欲しい」「市販車を改造してレースに勝つのではなく、レースに勝つためのクルマを作って市販化する、いわば逆転の発想で生まれたクルマ」と語った。
