10月初旬から開催されるパリ・モーターショーの概要が見えてきた。
オフィシャル発表されたブースマップ(いわゆる会場図)を眺めると、なじみのあるブランドがいくつも見当たらないことに気づく。とくに欧州で大衆ブランドとして人気のあるフォルクスワーゲンとオペルが出展者リストに名を連ねていないのは衝撃だ。
日系ブランドに目を向けると、出展するのはレクサスを含むトヨタ、ホンダ、スズキのみ。前回も出展しなかったマツダに続き、今回は日産、三菱、スバルもブースを構えない見込みだ。
二輪車やサプライヤーの技術展示が加わって盛りだくさん!というアピールが事前になされたが(過去の記事参照)、裏返せば、これまでショーを盛り上げてきたメーカーが相次いで出展を見合わせた対策とも受け取れる。