ミシュランのオールシーズンタイヤ「CROSSCLIMATE 3」が10月1日に発売

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日本ミシュランタイヤは9月2日、スノーフレークマーク(3PMSF)が刻印された高速道路冬用タイヤ規制でも通行可能なオールシーズンタイヤ「CROSSCLIMATE 3」および「CROSSCLIMATE 3 SPORT」を10月1日より順次発売すると発表した。

ミシュランのCROSSCLIMATE(クロスクライメート)は2015年に欧州で誕生してから今年で10周年。日本には2019年の「クロスクライメート+(プラス)」から販売を開始し、2021年には2代目の「クロスクライメート2/クロスクライメートSUV」を発売。今回の3代目では、すでにオールシーズンタイヤが凍結路を除く積雪(シャーベット・圧雪)路面で走行できることはすでに周知されており、ユーザーのニーズが乗り心地や静粛性、低燃費性能などを求めるように変化したことに対応したものとなっている。

「クロスクライメート2」からの進化点としては、高い耐摩耗性能を実現するため今年3月に発売したプライマシー5で採用された「マックスタッチ・コンストラクション」と呼ばれるトレッド面に均一な接地圧が掛かるトレッド技術を採用。また、排水性・排雪性を向上させるための「Vシェイプトレッドパターン」には従来品にはなかったセンターグルーブを新採用している。静粛性の向上については、異なるサイズのブロックを最適配置することによって不快な周波数帯の音を分散・削減する「ピアノ・アコースティック・チューニング・テクノロジー」を採用。これにより全34サイズ中10サイズは転がり抵抗ラベリング「AA」を獲得するなど、従来よりも快適性が高まっている。

また、オールシーズンタイヤが普及・進化したことでスポーツカーユーザーからも興味・関心を持たれ始めていることから、スポーツタイヤの「クロスクライメート3スポーツ」を新設定。従来のコンパウンドにチューニングを施してとくにウェット性能を向上させたオールシーズン専用トレッドコンパウンド「サーマル・アダプティブ・コンパウンド2.0」を新開発するとともに、こちらには「マックスタッチ・コンストラクション」ではなく、パイロットスポーツシリーズにも採用されている「ダイナミック・レスポンス・テクノロジー」を採用。トレッドの内側に高強度で耐熱安定性に優れたハイブリッド・アラミド/ナイロンベルトを採用することで接地性を高め、ドライでもウェットでも急な雪でも意のままのハンドリングを実現できるようにした。

サイズラインナップは「クロスクライメート3」が16〜20インチ、タイヤ幅195〜285㎜、扁平率35〜65%の全34サイズ。「クロスクライメート3スポーツ」は18〜21インチ、タイヤ幅205〜295㎜、扁平率35〜55%の全27サイズとなっている。

■日本ミシュランタイヤお客様相談室:0276-25-4411

CROSSCLIMATE 3

CROSSCLIMATE 3 SPORT

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