マガジンXではスープラの行く末をリアルタイムで追いかけている。
現行モデルと違って他社と協業せずに自前でモデルチェンジを準備して生産も手がけることは随分と前に決まった。当初は電動化時代のスポーツカーの先がけとしてBEV化する案が持ち上がり、2年前のジャパン・モビリティ・ショーにはコンセプトモデルが出展された。
ただ、並行して進んでいた先行開発で性能が思うように出ず、テスラの量販車にも及ばないレベルでスポーツカーと呼ぶには程遠かった。結局、24年春にスープラのBEV化は断念された。
こうしてプロジェクトは仕切り直され、開発はエンジン車として再スタートを切った。
トヨタ社内では次期86への採用を視野に入れて軽量FRプラットフォームの開発が始まっており、これを次期スープラにも転用する方針が固まった。
パワートレインは最高出力400psを発揮する2L直4ターボを新生セリカとシェアし、後輪で駆ける構想だ。同じエンジンながらセリカはミッドシップ4WDに仕立てられる予定だから、キャラクターは明らかに違って差別化できるとの算段だろう。
しかし、最近になって再び搭載エンジンを見直す案が持ち上がった。いったい、どんなプランが提示され、どんなパワートレインが搭載されて、いつ登場するのか。6月26日（木）発売予定のマガジンX 8月号では誰も知らない次期スープラ最新事情を独占SCOOPしているので是非ご覧ください。
2030年までに黒字化をめざすGRカンパニーの業績改善に次期スープラは貢献できるのか、見守りたい。
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