SCOOP!スズキがジムニーノマド5万台分のオーダー内容を精査し始めた

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1月30日の国内発表からわずか数日間で受注台数が5万台に膨れ上がったジムニーノマド。月販計画台数は1200台に設定されていて全バックオーダーを解消するには単純計算しても3年半を要するため、2月3日をもってオーダーの受付が中止された。

まずはディーラー名義のオーダー(デモカー)を全て一般消費者向けに振り替える。
一方で「転売目的のオーダーが多く含まれているのではないか」とのウワサも飛び交っている。そこで、本当に買いたい客の手に渡るよう、スズキが全オーダーを精査し始めたとの情報が販売関係者から舞い込んできた。
まずは同一名義・同一住所の注文が複数ある場合、1台に絞り込む。内情に詳しい関係者は「夫婦で1台ずつ注文した事例もあるらしい」と証言しており、この場合もオーダーは1台だけに絞られるはずだ。
併せて確認されるのがディーラーオプションの注文内容だ。転売を目的にしたオーダーの場合、一般的に付属品やナビ、ドレスアップ用品などが一切装着されないため、こうした注文も「転売目的ではないか」として購入者に確認がなされるようだ。
また、ランクルやフェアレディZにならって「1年間は転売しない」との誓約書を取り交すことも検討されているようだが、転売目的なら購入後はディーラーと付き合う予定もないだろうから、どれほどの効果があるのか、疑問は残る。

いずれにしても、お行儀の悪い転売は消費者にツケが跳ね返ってくるため、自重したいものだ。

なお、マガジンX 2月号でスクープしたように、トヨタもスープラのファイナル・エディションが同様に転売目的で購入されることを警戒していて「表向きは抽選としながらも、実際は購入者を選考・選別することを考えているようだ」(関係者談)。

マガジンX
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