22年の世代交代で6代目に生まれ変わった現行セレナはe-POWERの継続設定が追い風となり、23年度下半期にミニバン販売台数ナンバー1を記録したという(日産調べ)。バイザーレスでモダンな雰囲気がかもし出されたコックピットや車線変更をアシストしてくれるプロパイロット2.0といったセールスポイントが販売を後押ししているのだろう。
そのe-POWERはノア/ヴォクシーと違って2WDモデルのみの設定にとどまっている。これに対して日産ディーラーの営業マンからは「e-POWERの4WDモデルがないことでお客を逃している」「お客から『ハイブリッドの4WDモデルが欲しいのに、セレナにはない』と言われた」「価格が上がってもe-POWERの4WDモデルなら需要は見込める」といった声がメーカーに寄せられ、とくに積雪地では登場が待たれている。もちろん日産も必要性を理解し、水面下で開発を進めてきた。そして、いよいよ11月発売のメドが立ち、9月に発表されることが決まった。
8月26日発売のマガジンX 10月号では搭載されるメカニズムを解説しているほか、改定で値下げされるガソリン車(e-POWERは値上げ)の価格と新ボディカラーもスッパ抜きスクープ!是非ご覧ください。
電子版:https://www.mag-x.com/shop/products/detail.php?product_id=348
紙雑誌:https://www.mag-x.com/shop/products/detail.php?product_id=347