日産が3月に公開した「The Arc」のイメージ映像には次期エルグランドらしきミニバンや北京ショーで披露されたコンセプトカーが含まれていることを過去に報じたが、その中でどうしてもマガジンXスクープ班が分析&再現したい1台があったので、取り上げることにした。
そのクルマとは四角いボディを有するMPV(マルチ・パーパス・ビークル)だ。なかでもスクープ班の目に留まったのがリアに配されたランプ類で、車体後面の四隅にL字型の赤いテールランプが確認できる。また、本来ならリアエンド上端に配されるはずのハイマウントストップランプがハッチゲートのド真ん中、なんとも中途半端な位置に備わっている点も気がかりだ。
さらに映像の解析を進めたところ、バックウインドウがハッチゲートの高い位置に配されていることも読み取れた。しかも、どうやら左右非対称に成形されているようだ。これこそ、キューブ再来を予感させるではないか!
マガジンX 9月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店や一部コンビニでもお買い求めいただけます)では、その後ろ姿を再現しながらも、まだコンセプトカーの域を出ない理由も分析しているので是非ご覧ください。