BMW・X3が4代目に生まれ変わった

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ビッグマイナーチェンジした1シリーズ(BMWはフルモデルチェンジと定義づけていて新型を4代目とカウントしている)に続き、ヨーロッパで新型X3がアンベールされた。
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4代目となる新型X3はクリーンな面構成のエクステリアをまとい、全長は34mm長い4755mmに、全幅は29mm広い1920mmに拡大。逆に全高は25mm低い1660mmに設定され、スポーティさが増した。ホイールベースは2865mm。
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最新のBMWモデルに共通して見られる巨大なキドニーグリルが特徴に挙げられる。ホイールには18インチから21インチまで用意されている。ボディカラーは新色のデューングレーMをはじめ、9色を設定。さらに、インディビジュアル・プランでは15色以上の特注色からカラーを選ぶことができる。
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内装にはカーブド・ディスプレイ、フラットボトム型ステアリング、新形状のシフトセレクターを採用。
シートには電動調整機構とヒーターが備わり、オプションでメリノレザーも選択可能だ。さらに、リサイクル・ポリエステルが使われたBMW初のインパネ・フィニッシャーも用意。ヘッドアップ・ディスプレイ、電動ハッチゲート、アンビエント照明、ワイヤレス充電、ハーマン・カードン製オーディオ、クラウド型ナビ、3ゾーン空調といった快適装備も豊富に用意されている。
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ドライバーをサポートするデバイスとして車線逸脱警報やパーキングアシストが用意されているほか、オプションで渋滞時運転支援や車外から操作できるパーキングアシストProも用意。

ラゲッジ容量は570Lで、リアシートを前倒しすれば1700Lまで拡大できる(プラグインHEVは460〜1600L)。センターコンソールとラゲッジスペースには12V電源ソケットが備わっている。
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プラグインHEVの「30e xDrive」では2L直4ガソリンターボ(190hp/310Nm)に電気モーター(184hp/250Nm)と8速ATが組み合わされていてシステム出力は299hpをマーク。バッテリー容量は19.7kWh、WLTPモードでのEV航続距離は81〜90km。
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トップモデルの「M50 xDrive」には3L直6ターボ(381hp/540Nm)と48Vマイルド・ハイブリッド機構が搭載され、システム出力は398hpに達する。0→100km/h発進加速タイムは4.6秒。このモデルにはMスポーツ・サスペンションや専用ブレーキ、20インチホイールが装備される。さらに、電子制御サスペンションもオプションで選べる。
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48Vマイルド・ハイブリッド機構は量販モデル「20 xDrive」にも採用。こちらは2L直4ガソリンターボ(190hp/310Nm)で、システム出力は208hp、0→100km/h発進加速タイムは7.8秒。
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「20d xDrive」には2L直4ディーゼルターボ(197hp/400Nm)が搭載される。さらに、25年夏には直6ディーゼルターボも加わる予定だ。

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