ビッグモーターとの保険契約数で大手4社に迫る数をこなしていたのがJA共済連との関係が深い共栄火災だ。その共栄火災もビッグモーターとの契約解除の方針を明らかにした。
さらに共栄火災は「協定」時にアジャスターを派遣しないでビッグモーターの見積もり金額が妥当かどうか判定していたが、これについては事実関係を認めた上で、現在は簡易調査をしていないとした。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)
︎貴社はビッグモーターとの代理店契約を見直す考えはあるか。
⇒8月4日付の当社お知らせのとおり、ビッグモーター社との代理店委託契約の解約に向けた協議を行っております。
︎ビッグモーターとの「協定」に際して、アジャスターを派遣することなく写真のみで見積もり確認していたとの情報がある。これは事実か。
⇒当社では迅速な保険金支払いの実現による契約者サービスの向上を目指して、一定基準の施設や能力を有する工場を認定し、損害簡易調査による協定をもって保険金支払いを行う運営を行っており、ビッグモーター社はこの認定工場だったこと
は事実ですが、現在は認定工場から外しております。