マガジンX 2022年6月号で「最小最安のレクサス」として外観の確定デザインをお届けした新型車がワールドプレミアでベールを脱いだ。名称はレクサス・ブレイクスルー・クロスオーバーの頭文字に由来するLBXで、国内では秋以降に発売される予定だ。
LBXにはヤリス系と同じGA-Bプラットフォームが使われるが、レクサス向けに手が加えられる。ボディは短ピッチ打点技術と構造用接着剤の拡大採用で剛性が高められ、操安性と乗り心地が向上。ルーフパネルの薄板化、ボンネットフードのアルミ化といった軽量化も織り込まれている。
パワートレインはM15A型1.5L直3ハイブリッドで、後輪にモーターが配された4WDモデルもラインナップされる。アクアと同じくバイポーラ型ニッケル水素バッテリーが用いられ、高出力化によって電気リッチな走りが味わえそうだ。サスペンションは前輪がストラット式、後輪は2WDモデルがトーションビーム式／4WDモデルがダブルウィッシュボーン式。
足元には踏ん張り感を演出する18インチタイヤ＆ホイールを採用。先に登場したNXやRX同様、リアにはインパクトを放つ一文字テールランプが配されている。
また、コックピットはＢセグメントのコンパクトカーとは思えないほどの高い質感を有し、スマートなデザインに仕上がっている。左右ドアトリムへと続く造形は乗員を包み込み、安心感をもたらす。また、センタークラスターには9.8インチのタッチスクリーンが配され、ナビやオーディオなどの各種機能が直感的に操作できる。メーターパネルは12.3インチのフル液晶タイプ。脇見を検知してアラートを発するドライバーモニターもオプション設定される。
といった具合に、国内発売に向けてLBXの詳細は公表済みだが、マガジンXでは開発コードが異なる追加モデルが準備されていることをキャッチした。明日（6月26日）発売予定のマガジンX 8月号（電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます）にはトヨタがまだ公表していないLBXの秘蔵情報を掲載しているので、是非ご覧ください！
