本誌5月号で被害記事掲載の元中古車販売店経営者を逮捕!!

本誌5月号で被害記事掲載の元中古車販売店経営者を逮捕

本誌4月号では「買ってはいけない冠水車、水没車」の記事を掲載し、5月号で「冠水車告知せず中古車販売」の記事を掲載した。

7月8日、5月号で詐欺の可能性を指摘した元中古車販売店経営者が「8日、午前3時、岐阜市内で逮捕された」との一報が入った。逮捕されたのは住所不定、自称販売業の川島浩平(44歳)。直接の逮捕容疑は、「令和２年5月頃、兵庫県神戸市内に住む男性(28歳)に、インターネット上で在庫していない中古車を売ると嘘をついて現金300万円を振り込ませ騙し取った」もの。他にも「多数」(岐阜南警察署)の余罪があると見られている。本誌5月号で川島が経営していた「オートショップカワシマ」から冠水車と知らされず、日産セレナの売買契約を結び271万円を騙し取られたAさんも被害者のひとりだ。川島本人は、「認否を明らかにしていない」(同署)が、調べが進むにつれ、被害者、被害額ともさらに増えるものと思われる。

取材・文/神領　貢(本誌編集長)