プラグインHVも揃う3代目プジョー308アンベール

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ヨーロッパでプジョー308の3代目にあたるモデルチェンジ版が発表された。
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新型308は全長が11mm、ホイールベースが55mm延長されて後席居住性が向上。併せて全高は20mm低くなり、伸びやかな印象が強まった(全幅は据え置き)。フロントマスクには先日発表された新しいCIマークが初採用されており、運転支援デバイスのレーダーを覆い隠す役割も果たしている。ルーフスポイラーの採用や随所の作り込みによってCd値は0.28をマーク。
ヘッドランプは全車LEDで、ブランドを印象づける縦長デイライトも備わっている。さらに、GT系にはマトリクスLEDヘッドランプを起用。また、リアには3本ラインがアレンジされたテールランプが配されている。
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内装には おなじみのiコックピットを踏襲。メーターパネルは10インチのデジタル仕様で、GT系には表示が浮かび上がって見える3Dタイプがおごられる。また、センタークラスターにも10インチのタッチパネルが配され、これに伴って空調ダクトは薄く成形し直されて上方に移設。タッチパネルの表示レイアウトはカスタマイズ可能で、3本の指で触れるとアプリのリストが現れる。フレームレスのルームミラーにはLEDが埋め込まれており、エンジンが停止してゼロエミッションで走っている時は青色に灯る。
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センターコンソールにはシーソースイッチ式の電子シフト、5つに切り替えられるドライブモードのセレクターを配備。また、カップホルダー、USB-Cソケット、後席用ベンチレーションも配されている。
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運転支援デバイスの進化も見逃せない。現地で年末に追加投入されるドライブアシスト・パックには渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズコントロールとレーンキープアシストのほかに、車線変更支援(ターンシグナルの操作で作動)、制限速度標識に合わせた車速提案、カーブ前での車速制御が含まれる。
このほか、後方75mまでをカバーするロングタイプのブラインドスポット警告、後退時に便利なリアクロストラフィック警告、360度カメラ、ステアリングヒーターなど、現行モデルには設定のなかったアイテムも揃う。

前席パワーシートにはマッサージ機能とヒーターが組み込まれていて高い快適性を確保。グレードによってはナッパレザーも選べる。さらに、静粛性を高める狙いで前後ウインドウガラスの板厚が見直され、フロントドアには遮音ガラスも用意されている。
ラゲッジ容量は412Lで、床下に28Lのサブトランクが備わる。また、リアシートを前倒しすれば1323Lまで広げることができる。

パワートレインには2種類のプラグインHVを用意。180psのエンジン&81kWのモーターおよび150psのエンジンと81kWのモーターが組み合わされる。どちらもバッテリー容量は12.4kWhで、EV走行距離は前者が約58km、後者が約59.5km。
このほかに非電動系として1.2Lガソリンターボと1.5Lディーゼルターボもラインナップされる。
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