上級グレードの違いが強調されたCX-8

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3列シートSUVのマツダCX-8が市場投入されてから3年が経過し、恒例の年次改良が行われた。税込み価格は299万4200〜510万9500円(全グレードの価格一覧は記事の最後に掲載してます)。
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エンジンの制御を見直すことで2.2Lディーゼルターボは最高出力が10psアップの200psに引き上げられ、アクセルペダルの操作力が最適化されてコントロール性が向上したという(最大トルクは45.9kg-mに据え置き)。また、発進および追い越し時に意図どおりの加速がもたらされるよう、ガソリンNA車を含めてトランスミッションの制御も変更された。

マツダコネクトの世代変更によるコネクティッド・サービスへの対応も進化ポイントに挙げられる。具体的にはSOSボタンを押すだけで接続できるエマージェンシーコール、スマホのアプリを介してのメンテナンス情報&車両状態確認、地図上で駐車位置を確認できるカーファインダー、ハザードランプとドアロックの遠隔操作、スマホからのナビ目的地送信などが行える。システムの起動時間短縮と画質&音質の向上、一部グレードではセンターディスプレイが10.25インチに拡大されたのも見逃せない。
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「上級グレード購入者からCX-5との差別化を求める声があった」(開発主査の松岡英樹さん談)ことを受けて最上級のエクスクルーシブ・モードにはブロックメッシュ状の新グリル、新形状アルミホイール、フロントバンパー下のメッキトリム、大型テールパイプが与えられた(ブロックメッシュの新グリルはLパッケージにも採用)。
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ナッパレザーシートのサポート部にキルティング風のステッチとブラックのパイピング処理が施され、内装色にブラウンがラインナップされたのも朗報だ。このほか、電動ハッチゲートのハンズフリー化、ワイヤレス充電の設定も改良点に含まれている。
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