マツダ4車種にスポーティな特別仕様車

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mazda_blackマツダからスポーツ色の強い特別仕様車がこぞって発表された。その名も『ブラックトーン・エディション』だ。設定車種はマツダ 2、同6、CX-5、CX-8の4モデルだ。

ネーミングからも想像できるように、アルミホイール、フロントグリル、ドアミラーに専用のブラック仕様がおごられて外観を精悍に演出。また、内装にはブラックのシート表皮に赤ステッチが組み合わされ、その他のアイテムと相まって特別感がかもし出されている(ただし、マツダ6はカタログモデルでブラック内装&赤ステッチを採用済みのため、マツダ3から実用化されているバーガンディ色のシート表皮を起用)。いずれも価格は中核グレードのプロアクティブと上級モデルであるLパッケージの間に位置づけられ、販売ボリュームの多い価格帯をカバーするよう値づけされている。
「じつはCX-5とCX-8でこうしたモデルの投入を検討していた一方で、マツダ2の開発チームも同様のことを検討していた。また、マツダ6でも21年に同じようなモデルを投入する予定があったため、それを早めて足並みを揃えた」と話すのはマツダ株式会社・国内営業本部ブランド推進部の二宮誠二さんだ。各車種の開発チームが別々に検討していたため、バラツキをなくすためにデザイン部が監修して『美しさ』『上質さ』を保ったまま、横串を刺して特別仕様車を群として構成。二宮さんによると、社内で事前公開したところ、意外にも20代の若い従業員から好評だったという。はたして市場でも若いユーザーの取り込みに貢献できるか、動向に注目したいところだ。

マツダ2

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ベース車より1インチ大きい16インチアルミホイール、ラジエターグリル、ドアミラーがブラック仕上げで、バンパー下部にメッキトリムが追加されてシャークフィンアンテナとマフラーカッターも装備。内装も同様にブラック基調で、シートや特別装備の本革巻きパーツに赤ステッチが施されている代わりにシートヒーターなどをレス装備。価格帯は179万8000〜227万4000円(ベース車よりガソリン車は10万4000円高、ディーゼル車は7万4000円高)。なお、写真はディーラーオプションのエアロキット付き。

マツダ6

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ブラック塗装のアルミホイールとドアミラーが装備され、内装にはグレーステッチ入りの赤いレザーシートが採用されている。また、CD&DVDプレーヤーと地デジTVチューナーも特別装備。グローブボックスとコンソールボックスの内部には植毛加工が施されている。価格帯は328万3500〜394万3500円。2Lガソリンと2.2 Lディーゼルターボはベース車に対して装備をプラス、2.5Lターボはベース車よりも装備が省かれている。

CX-5

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足元のホイールが19インチに拡大され、そのアルミホイールとドアミラーはブラックに塗装。合皮コンビシート、ドアアームレスト、ステアリングホイール、シフトブーツなどに赤ステッチが施され、マップランプや足元イルミネーションをLED化。価格帯は304万1500〜359万1500円(ベース車より13万2000円高)。

CX-8

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フロントグリル、アルミホイール、ドアミラーがブラックに塗装され、赤ステッチ入りの合皮コンビシートを採用。アームレストやニーレストパッドにも赤ステッチが施されている。自動防眩ルームミラーがフレームレス仕様に変更され、地デジTVチューナーや10.25インチ画面もおごられている。価格帯は361万6800〜423万6100円(ベース車より17万1600円高)。

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