e-POWERのみの日産キックスに販売現場は…

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日産が待望のニューモデルとしてキックスを国内で発表した。同社が国内にブランニューモデルを投入するのは10年ぶりだという。税込み価格は275万9900〜286万9900円。先日、当サイトで延期をスクープした発売日に関しては6月30日に決まった。
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国内で販売されるキックスは、エンジンで発電してモーターで走るe-POWER方式のみ。すでに販売されているe-POWER搭載車より最大出力が約20%向上し、高速道路での合流やワインディングでキビキビとした走りが堪能できるという。また、エンジンの作動タイミングを最適化することで作動頻度を減らして高い静粛性を実現。

全車にプロパイロットが標準化される点はセールスポイントで、日本向け独自とのこと。カメラとミリ波レーダーの併用によってスムーズな制御が行われる。当然、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストも備わっていて「サポカーSワイド」に該当。

ボディカラーはモノトーン9色、ツートン4色から選択でき、ツートンカラーのシートがおごられるグレードも存在する。容量423LのラゲッジスペースにはMサイズのスーツケース4個を載せることができ、リアシートを前倒しすれば、いっそう広いスペースを得られる。
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販売現場で取材してみると、待望のニューモデルを歓迎する一方で「e-POWERオンリーのため、価格が高い。e-POWERに興味がなく、でもデザインを気に入ってもらえても高すぎて買ってもらえない懸念もある。エントリー価格を引き下げるガソリン車も用意して欲しかった」との声も聞かれた。
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