本日の赤羽国交大臣の閣議後会見要旨。
GO TOトラベルキャンペーン事業の公募開始した。
事務局は29日までに提案書提出。企画競争委員会で検討。スピード、透明性、説明責任を果たす。夏休みの早い段階での事業開始目指す。効果的な事業の実施に努める。
羽田空港新経路について。固定化回避に向けた要望が地元から出ている。騒音軽減のための見直しについて検討する。今年度中にメリットデメリットを検討してもらう。
御殿場JCTから浜松いなさJCT間は今年度内に当該区間を全線6車線化する。
大規模災害時の避難所としてのホテル、旅館活用について。全国1200を超える施設情報を共有した。各省庁が所有している研修施設の貸し出し可能であることを内閣府を通じて自治体と共有する。
熱中症対策について。
熱中症警戒アラートを7月1日から関東甲信地方で先行して開始。周知し発信していく。
質疑応答。
Q GO TOトラベル事業の透明性確保について。
A 審査プロセスの中立性、透明性を確保する。事務委託費2294億円についてはあくまでも上限。効率的な執行を心がける。観光関連産業は厳しい状況にある。地域経済の支援に努める。
Q6車線化は遅すぎた！
A 時々の財政状況、国民の支持の問題もある。当初計画通り実現できたと考えるべき。
新東名で行われている6車線化工事。7月16日には長泉沼津ICと藤枝岡部IC間72kmの下り線と新静岡ICと藤枝岡部間の上り線がそれぞれ片側3車線化される。今年度内には御殿場JCTと浜松いなさJCT間145kmが6車線化される予定だ。当該区間の渋滞緩和やダブル連結トラック増加に備えるものだ。
新東名は建設時点では6車線化を前提に、またもともと最高速度120km/hを想定して建設されました。そのため直線区間が多く、橋やトンネルを多用した結果、距離当たりの建設費も割高な作りとなっています。2012年から順次延長が延びたものの、基本的に片側2車線です。走った方はお分かりと思いますが、ゼブラがたくさん引かれていますね。
安全安心、東名のバイパスとして建設を強行したのに、折からの行革で一部4車線で作ってしまったため、6車線化はなかなか実現しませんでした。今年度にようやく御殿場と浜松いなさの両JCT間が6車線化されます。
