ホンダ、売上減でもコスト見直しで増益へ

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ホンダ、売上減でもコスト見直しで増益へ

ホンダの第3四半期累計業績は売上高11兆4729億円、前年同期比3665億円減、営業利益6392億円、同447億円減だった。

期中の四輪車世界販売台数は、380.9万台で同15万台減だった。売上高減に対して営業利益は粘った印象だ。
通期の業績見通しは前回発表から売上高、営業利益とも増額した。通期の売上高は15兆1500億円、前年同期比4.6%減、営業利益7300億円、同0.5%増。前回発表から売上高で1000億円増、営業利益は400億円増とした。
武漢の東風ホンダは14日から確認作業、17日の週に生産再開へ。広汽ホンダは10日から生産再開見込む。安全を確認しながらやっていく。
質疑応答。
Q 武漢の工場について。
A 武漢の工場は60万台の生産能力。昨年は75万台を生産。国内専用工場のため代替えの予定はない。1万2700人の従業員数。430人がホンダの中国全体の駐在員総数。
Q 前回見通し比400億円増と営業利益を見直した。
A 円ドルの円安。260億円は南米での社会保険料還付。中国の操業停止が長引かなければ影響は大きくない。
Q サプライチェーンについて。
A スケジュール通りに再開できれば大きな影響はないが、精査中。在庫量は部品ごとに異なる。通常3日分の在庫を持っている。今の状況では言えない。
Q アメリカ市場について。
A 12月でライトトラックが74%。ホンダは60%。総市場が減少する中でホンダは伸びた。お客様に喜ばれる商品を提供したい。
Q来年度以降の成長戦略は?
A 2030年ビジョンに向けて確実に実行していく。販売の3分の2を電動化する。
Q カリフォルニアの環境総量規制について。
A 統一のルールを望んでいる。どちらに着くというのではなく、継続可能なルールを望んでいる。
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