藤原副社長、「マスコミは書き方を間違えないで欲しい」

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マツダの今上半期決算は売上高17066億円、前年同期比1%減。営業利益258億円、同14%減だった。

世界販売台数は73.1万台、同8%減となった。中国、北米をはじめ欧州を除く各仕向地で苦戦した。

この結果を受け、通期予想を下方修正した。売上高35000億円、前年同期比1.8%減、営業利益600億円、同27.1%減を見込む。販売台数も前年度の156.1万台に対して155万台にとどまる見込みだ。

今年度から6カ年にわたる中期経営計画では、

独自の商品、故客体験への投資

ブランド価値を低下させる支出の抑制

遅れている領域への投資、を柱とする。

質疑応答。

Q 下方修正の要因は?

A 中国は依然として厳しく不透明。伸ばしているのは新型車かインセンティブか。マツダは新製品を投入して反転攻勢する。

北米は16.6億円の黒字。メキシコ工場はCX-30がはじまり稼働があがる。

Q CX-30が欧州へ投入された。

A 計画の4倍の受注がある。国内も1024日に発売した。計画を超える受注がある。

Q これから大きな合併は進むのか?

A 異文化の方々と仕事をしている。難しさも知っている。資本の話は必要ないと思っている。

Q 販売の質を上げるには、一台一台を大切に売るだけでなく、ひとりひとりのお客様を大切しなければならないのではないか。

A 我々は高級車を売ると言ったことはない。マスコミの皆さんも書き方を間違えないで欲しい。ディーラーの実情は理解してつもりだ。販売の質を向上させるには時間がかかる。長く続けていく。特効薬はない。

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