石井国交大臣、「スバルが把握できなかったことは極めて遺憾」

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本日の石井国交大臣会見の要旨は以下の通り。
Q 航空会社の飲酒について
A 全日空と日本航空に対して、グループ会社を含め、再発防止策を徹底するよう指示した。16日までに報告するよう指示した。アルコールチェックの義務付けなどを含めて、年内にも中間的な取りまとめを得られるよう指示した。Q 国交省はアルコールチェック装置の義務化を怠っていたのではないか。
A 飲酒が安全に及ぼす影響については十分に認識している。出発前にアルコール含めた健康チェックは義務付けていたが、チェック装置の設置義務付けはしていなかった。設置義務化を含めて検討していく。

Q 羽田空港の新しい飛行経路について。
A 具体的な調整内容はコメントを控える。

Q スバルの完成検査不正について。
A 9月28日に最終報告があったのを受け、10月に三度の立ち入り検査をし行った。複数の検査員から最近まで不正を続けていたとの証言を得た。スバル自身が把握できなかったことは極めて遺憾。再発防止の徹底を指導し、さらなる対策が必要な場合は厳正に対処していく。

Q KYBについて。
A 報道は承知している。調査を断念したとの報告は受けていない。大臣認定に不適合な製品や顧客との契約に反する製品について、顧客と相談の上速やかに交換するよう指導する。交換計画を策定し国交省に報告するよう指示した。

Q 辺野古について。
A 辺野古に関します公有水面埋立の承認撤回に関しまして、行政不服審査法に基づく審査請求、それから、執行停止の申立てが公有水面埋立法を所管いたします国土交通大臣になされました。

Q 台湾の鉄道車両事故について。
事故の原因については台湾側で調査している。仕様通りの製品を納入してなかったことは遺憾。日本車輌製造は調査に協力すべき。

Q 韓国造船業界に対する政府補助金について。
A 公的支援は市場を歪曲する。これまでも懸念を伝えてきた。これまでのところ是正の動きは見られない。先月、局長級会議を行なった。が、韓国はこれまでの説明を繰り返した。WTO提訴の手続きを含めて最終的な調整を行なっている。

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