続報!インド市場の成長に照準合わせ 技術開発と販売力増強に取り組む決意示す!

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続報!インド市場の成長に照準合わせ
技術開発と販売力増強に取り組む決意示す!

スズキの前3月期決算は、売上高3兆7572億円、前年同期比18.5%増、営業利益3742億円、同40.3%増と、大幅増収増益となった。四輪車世界販売台数も同10.5%増の322.4万台と過去最高を記録した。

今期の見通しは、売上高3兆8000億円、前年同期比1.1%増、営業利益3400億円、同9.1%減と増収ながら減益となっている。今期の為替は円ドル105円、円ユーロ130円。四輪車世界販売台数は、前期比7.5万台増の329.9万台の見通し。
質疑応答。無記名は俊宏社長。
Q 今期の研究開発費増の内容は?
A CASEという大きな波が来ている。EV化、HV化、エンジンの燃焼効率改善もやっていかなければならない。
Q 自己資本比率改善の目安は?
A  修 VWから株を買い取ったため、一株あたりの価値を高めたい。38%は同業他社に比べて極端に低い。目標は45%。少なくとも40%以上にしたい。儲けに徹します。
Q インドが日本を売上高で上回ったのは初めてか?
A 修 マルチスズキは2016年3月期以降、上回っている。
Q スズキとして必要になるものは何か?
A 修 中期5カ年計画を立てているのはご承知の通り。2030年にはインドが1000万台市場になる。年率9%成長するとして。その時30%がEVと予想される。シェア50%を維持し続けるためにはどうしたらいいか考えている。インドはCNGの需要が盛ん。12年間で膨大な変化が起きる。2030年から逆の見方をしていこうと。
インドから見たスズキのあり方と、日本から見たスズキのあり方を重複して見ていかなければならない。
インド500万台、日本100万台、その他市場100万台だと2030年には700万台体制となる。これは未知の世界。社内で論議している。質と量ともに未知の経験が待っている。経営陣も発想を変えていかねばならない。人材の不足を痛切に感じている。200億円増やしても研究開発も追いついていかない。生き残りをかけて闘っていく。
Q トヨタとの提携関係について。
A  修 深く静かに進化しております。協力をいただきながら成果を挙げている。非常に円滑に静かにキチンと進行している。OEM供給のギブ&テイク、電気自動車の技術指導も受けている。私たちは受け身なので、トヨタに聞いて欲しい。
Q スズキとしてのDNAは?
A コンパクトカー、二輪車などお求め安い商品づくりをやっていく。時代は変わってもそこは変わらない。次の100年もやっていく。
Q  2030年、世界販売700万台目標ということか?
A インドが想定どおり伸びていくのが前提。日欧の伸びがゼロとした場合の話。計画ではなくそういう理解をしているわけ。日本の100万台は輸出やOEMを含めた現状並みということ。
Q 国内の四輪事業について。
A 修 軽自動車の需要見通しは185万台。30%シェアで55.5万台を目標にしている。小型車は毎年1万台ずつ増やせないかなあと考えている。インドでも小型車を作っており、車種も増えて来た。アリーナ店も国内は増やしている。地道に手堅くやっていきたい。とにかく1万台ずつ増やそうと考えている。
Q 二輪事業は黒字を定着させられるのか?
A 修 なんとか黒字になったが、年内に二輪車工場の移転が完了する。200万台、300万台と。大きなクルマを作ってやっていこうと。排気量150ccを中心にやっていこうと。それより小さいクラスは無くなっていくだろうと。ベトナム、タイ、フィリピンなど。
Q インド市場でシェア50%を維持するために何が必要か?
A 修 EV30%に加えて、ガソリン車からハイブリッド車、CNG車に置き換わっていくだろう。販売拠点も増やさなければならない。現状の3.7万人からセールスマンを10万人にしなければならない。モデル数を増やしていく。国民車構想にのっとって、Aセグ、Bセグの商品を増やしていく。販売力増強がカギと思っている。
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