顔認識でドラポジ合わせてくれる新フォレスター

スポンサーリンク

北米ニューヨークショーでワールドプレミアされた新型フォレスター(5代目)が、国内でも報道陣にお披露目された。DSCN9514DSCN9523

インプレッサから採用が始まっている新世代プラットフォームが流用され、2.5L水平対向4気筒エンジン(直噴)を搭載。ホイールベースは4代目より30mm長い2670mmに伸ばされ、延長分は前後乗員間隔の拡大に費やされている。また、全幅も20mm広がって1815mmをマークしているが、こちらも左右乗員間隔を広げるために拡幅。DSCN9537 DSCN9526DSCN9533
使い勝手を高めるべく、リアのハッチゲート開口幅は134mmも広がって1300mmに。おかげでゴルフバッグもラクに積みおろしできるという。さらに、一部グレードではゲートオープン時に地面を照らす照明を内蔵。電動ハッチゲートの開閉速度が速くなり、ロック施錠機構が併設されたのも朗報だ。DSCN9530

EyeSightとの協調制御も見逃せないのが、ドライバーの脇見や居眠りを監視して警告を発するドライバーモニタリングシステムだ。これはインパネ中央のインフォメーション画面に内蔵された超小型カメラがドライバーの顔を認識し、必要に応じてアラートを鳴らす。また、顔認識を応用してドラポジ、ドアミラー鏡面、空調の設定を乗車時に合わせてくれるメモリー機能も含まれており、最大5名分まで記憶させられる。
このモニタリングシステムの作り込みには開発陣も苦心したようで、国内外で数百人をモニターに起用して顔認識を実証。また、現行モデルに搭載して累計100万kmを走り込んだそうだ。DSCN9535Forester_US_Interior_06_L
北米では今秋から販売が始まる予定で、国内でのデビューも待ち遠しい。

スポンサーリンク