車格に対してワンクラス上の5L-V8エンジンを搭載するレクサスIS500の特別仕様車「クライマックス・エディション」が発表された。国内では限定500台が8月頃から販売される。
この特別仕様車にはブレンボ製フロント対向6ポッドキャリパー、高摩擦ブレーキパッド&フィン式ディスクブレーキ、レッド塗装キャリパー、BBS製19インチ鍛造ホイール(つや消しブラック塗装)が装備されている。
外観には専用ボディカラーとしてニュートリノグレーが設定されている。
インテリアにはブラック&レッドのコントラストが目を引くウルトラスウェード&合皮コンビシート、ディンプル加工入り革巻きステアリング、赤シートベルトを採用。また、センターコンソールとドア開口部のスカッフプレートには専用ロゴが配されている。さらに、8インチTFT液晶メーターのオープニング画面にも専用タイプを起用。
こうした内容を身につけて950万円で売り出される。
<以下はマガジンXスクープ班が独自に入手した情報>
いまとなってはレクサスISは貴重な国産スポーツセダンで、トップモデルの存在感を際立たせる特別仕様車のリリースは嬉しいニュースだが、一方でほとんどのモデルの生産が終わる日も着々と近づいている。生産終了は今年11月に予定されており、6月20日にも公表される見通しだ。
生産が終わるのはIS500、すでにカタログ落ちしているIS350、IS300hの4WDモデル、IS300。その結果、IS300hの2WDモデルだけが継続生産&販売される。つまり、今回デビューした特別仕様車は事実上のIS500ファイナル・エディションにあたるが、生産終了に関しては言及されていない。