ニスモ&オーテック、扱い車種拡大へ
R32皮切りに33、34にも旧車部品供給
日産自動車のモータースポーツ、高機能車のチューニング、カスタマイズ、商用特装を手がけるオーテックジャパン、ニッサンモータースポーツインターナショナル(片桐隆夫社長)は、セレナにオーテックバージョンを設定するほか、今後、扱い車種を拡大することを明らかにした。また、旧車部品の提供をR32を皮切りに展開していくとした。
質疑応答。
Qカーシェアについて。
A 直接的に影響はないが、お客様の好みが二極化している。その点でプレミアム、スポーティなど付加価値の高いニーズが盛り上がりつつあると考え、展開している。競合他社も入ることで市場が盛り上がっていく。
シェアリングは日用品の嗜好。ニスモを愛してくれているお客様を大切にする。カスタマイズ市場では、ニスモとオーテックで補完し合える。
Q 今後の車種展開は?
A 明確にはこたえられないが、ミニバン、SUVなど需要に応じてやっていきたい。だいたい5%がメド。ニスモとオーテックで10%だけど、必ずしも数字にこだわっていない。
Q 海外展開は?
A ブランド展開はしていない。クルマの製作では関わっている。
Q ライダーをやめるのか?
A 順次集約するが全部ではない。ニスモとオーテックの乗り味についてはそれぞれチューニングしている。タイヤの選択を変えている。
Q フォーミュラEへの関わり方は?
A 鶴見が関わっていく。フランス側に知見があるので、勉強しながら、深く関わっていく!
Q ヘリテージの展開について?
A 今後、R33、34に広げていくが、基本的にはお客様の要望があったから。巨体なビジネス、柱にしていくということではない。日産の高機能車への「歴史」を大切にし、ユーザーの面倒を見ていくことが大切。