ホンダセンシング全車標準装備へ
エンジニアかき集めるホンダ
エヌボックスには改良版のホンダセンシングが搭載されています。しかも全車標準で!
開発期間の最後まで、標準装備かオプションか、社内で議論が交わされたと聞きますが、最終的には「価格が上がっても安全装備は全車標準で行く」と決まりました。
今のところ、この判断は正しかったようです。
一方でいくら最量販車種とは言え、軽自動車にホンダ最高の安全装備がついて、登録車には付いていないのはどうなのか?と言う疑問も社内外にあります。で、先日の倉石副社長の発言です、「ホンダセンシングを全車標準装備したい」と。
これを実現するために、ホンダは開発陣の質と量の強化を急いでいます。伊東社長時代にホンダの開発姿勢に疑問を感じたエンジニアの多くが退職しましたが、ここに来てホンダはクルマ経験者だけでなく、電機や精密のエンジニアも中途採用を強化しています。「技術のホンダ」復権は優秀な人材の確保から。少し時間はかかるかも知れませんが、楽しみではあります。