日産が国内の販売会社にある在庫車の登録手続きを一時的に停止する旨を発表した。
発表内容によると、国交省の指摘により、完成検査工程において不備が発覚したためだという。追浜工場、栃木工場、九州工場と日産車体で完成検査は行われていたものの、認定された検査員が実施していなかったとのこと。現在は是正されて生産も行われているという。
対象となる在庫車については再検査を行なった上で登録手続きを再開する見通しで、登録済みの車両については再検査の方法などを検討している最中だという。
販売会社に出された通知によると、9月19日より前に生産されたクルマが対象で、ノートや新旧リーフ、セレナからアトラスやシビリアンなどの商用車まで、OEM供給されているクルマ(軽自動車)と持ち込み登録されたクルマ以外が対象。