可搬式ナンバー自動読取装置で車検切れ車を摘発せよ!!

可搬式ナンバー自動読取装置で車検切れ車を摘発せよ!!

本日午前、国交省内で街頭検査で車検切れ車を瞬時に見つけるための「ナンバー自動読み取り装置」のデモンストレーションが行われた。

車検切れ車両は安全上の問題のほか、自賠責保険も切れている場合が多い。今後、路上で車検切れ車を捕捉していくための強力に武器となりそうだ。車検切れ車は20万台程度あると言われている。挨拶に立った奥田自動車局長は「これまでは街頭検査でしかチェックできなかったが、持ち運べることでかなり無車検車を摘発できるのではないかと考えている。予算要求も行なっている」と語った。

可搬式ナンバー自動読取装置は、今年度に全国5カ所で試験導入されている。平成30年度には添付のとおり本格運用される見通しだ。ところで、この読み取り装置、警察庁と連携して盗難車の摘発などにも応用できないのだろうか。

取材・文・写真/神領　貢(マガジンX編集長)