質疑応答版 マツダの今年度第1四半期決算、増収減益 過去最高の販売台数、通期見通しは変えず

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IMG_3955マツダの今年度第1四半期決算は、売上高8020億5500万円、前年同期比3.3%増、営業利益399億円、同23.9%減だった。当期の世界販売台数は、37万7000台。同1%増だった。

通期の見通しは、期初見通しから変更していない。売上高3兆3500億円、前年同期比4.2%増、営業利益1500億円、同19.3%増。通期の四輪車の世界販売台数は160万台。
質疑応答。
北米販売について。
競合がら激化していると痛感している。セダン系はかなりインセンティブが高騰している。基本的にはCX-5などSUVで反転攻勢したい。
コストを抑制しながら、競合との間を詰めていくか。対策を進めたい。カムリ、アコードとの競合はあるが、秋口以降、商品施策の強化をおこなう。第2四半期以降は防府工場の能力強化する。
営業利益据え置きだが、足元が悪化したのは認識している。まだまだスカイアクティブ商品の能力は高い。当初目標達成は十分可能。中国は1.6リッター車以下のインセンティブもなくなる。前年比1万台減のコンサバなベースラインを置いている。CX-5の投入は今秋以降。リスクを下げた安定的な販売をしたい。目標をやり切らなければならない。
営業利益は3年連続減益だが?
アメリカはかなり厳しいものがある。クロスオーバー系へのシフトは計画どおり進捗している。採算性の良い新型CX-5 を中心に反転攻勢をかける。当社のクルマをキチンと評価していただけるお客様にとどけたい。
事業環境にフレキシブルに適応できる経営体制が必要。ドルに対する耐性、当社は1円の円高で10億円以下の影響。ユーロはまだ。
DE車の見通しについて。
欧州でスキャンダルも含めて問題が起こっているのは承知している。まだまだ可能性は残っている。co2 が少ない。NOX除去の問題はあるが、解決している。内燃機関がco2 削減のデバイスと考えている。取り組みは微塵も変わらない。
英仏の2040年内燃機関廃止のニュースは承知しているが、いきなりEVに行くのでなく、足元のユーロ6についてはアライアンスも含めた準備と監視を行っている。方向は基本的に正しいと思っている。
CX-5の納車が遅れているのか?
計画に対して5%程度遅れている。3万台程度の受注をいただいている。よりタイムリーにお客様に届けられるようにしたい。次世代車の投資は順調に進んでいる。

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