ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン タイヤ マニュファクチャリング シーアイエス エルエルシーは、2017年5月25日にウリヤノフスク州にある乗用車用ラジアルタイヤの新工場にて開所式を行った。なお、ロシア新工場は2016年12月に生産を開始しているという。
ロシア・CIS地域は、人口が約3億人にのぼる大きな市場であり、中長期的に新車販売やタイヤ需要のさらなる伸びが見込まれる。その中で、今回の新工場は、現地での需要拡大に対応することを目的に建設されたもの。ブリヂストングループはこれまでにも小売チャネル網「Pole Position」の拡充など事業展開を進めてきたが、今回の新工場建設により、市場に近いところで商品を生産しタイムリーに顧客に届ける体制を実現していくそうだ。