日産は、追浜工場の見学者用のゲストホールをリニューアルした。
追浜工場ゲストホールは1962年9月に追浜工場内にオープンして以来、一般や小学生の社会科工場見学など、325万人以上の来場者を迎えてきた。2016年度の見学者数は約6万4000名で、日産の国内5工場の中でも最大の見学者を受け入れているという。
今回のゲストホールのリニューアルでは、建物の入り口に車両展示スペースを設け、追浜工場で生産しているクルマを展示するとともに、日産ブランドを感じてもらえるデザインとした点が特徴。
展示ホールは、「プレス」、「車体組み立て（溶接）」、「塗装」、「車両組み立て」、「検査」の5つの工程を、作業場面を切り取ったフレームのような展示ステージで構成している。それぞれのステージでは実物を展示し、触れて体験できるものもあるそうだ。
また、追浜工場で生産された歴代車両のミニカーや、著名なペーパーアーティストである太田隆司氏による追浜工場初期の風景をイメージしたペーパーミュージアムなど、工場見学を楽しくする展示もしているという。
今回の追浜工場ゲストホールのリニューアルを皮切りに、今後、他工場のゲストホールも、日産ブランドをより強く感じていただける施設にしていく予定。新しく生まれ変わる工場ゲストホールにチャンスがあれば訪れてみたい。
