マツダは、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、「i-ACTIVSENSE」技術の標準装備化を2017年度中に行うことを既に公表した。この取り組みは、運転初心者から高齢者まで、さらに多くの人へ、より安全・安心なクルマを届けるものであり、『デミオ』はその第一弾。価格は13Cで32400円アップの1,382,400円。
『デミオ』に標準装備する「i-ACTIVSENSE」技術は、低速走行時に前方のクルマとの衝突回避をサポートし、被害を軽減する自動ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時](SCBS F)」、徐行・停車時に前方の障害物が検知された状態での急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御[前進時]」、認知支援技術である、車線変更時に斜め後方の車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」。マツダは、これら4つの安全技術を標準装備することで、万が一の事故だけでなく、事故に繋がる危険な状態をも未然に防ぎたいと考えているそうだ。
グレードの上下に関係なく安全装備は同等でありたいもの。低価格のクルマだからこそ安全装備がしっかりしているのは嬉しいのだ。