SUBARUインプレッサ(米国仕様車)が、米国の自動車専門メディアであるWards社の「2017 Wards 10 ベストインテリア賞」を受賞した。SUBARU共通のデザインランゲージ“DYNAMIC x SOLID”に基づき構築した大胆な造形や、クラスを超えた質感を実現したインテリアデザインが高く評価されたという。
優れた操作性を実現するマルチファンクションディスプレイを縦型エアベントで挟む形で構成したインストルメントパネルが特徴的なインプレッサのインテリアは、金属調・カーボンファイバー調の各種トリムやステッチ等のアクセントにより造りこまれた質感とともに、人間工学的に配置されたスイッチ類や、より立体的な造形に刷新したシートなどにより、次世代SUBARUの第一弾にふさわしい機能性も提供。
2011年以来7回目の実施となる、2017 Wards 10 ベストインテリア賞の選定においては、造形の美しさ、快適性、人間工学的見地での機能性、使用される内装材や各部品の仕上げ、電装品の使い勝手などが評価対象となる。ノミネートされる車両の価格に制限は無く、全面刷新された車両もしくは前年から大幅に改良された車両が評価される。今回、インプレッサはノミネートされた31車種のインテリアの中から「10ベストインテリア賞」に選出された。
大昔の話だが、富士重工業には立体でデザインをできるデザイナーはいないのか、などとデザインを酷評されていたこともある。そんなスバルがデザインでも評価されるようになるとは、時代も進んだものだ。