富士重工業、エアバッグ装置とCVTでリコール

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富士重工業は、国土交通省にエクシーガ、フォレスター、インプレッサ、レガシィのエアバッグ装置に関するリコールを届け出た。対象車は約18万台。また、富士重工業に軽自動車を供給しいるダイハツ工業は、国土交通省にステラ、プレオ、ルクラのCVTに関するリコールを届け出た。対象車は約3000台。

詳細は以下のとおり。

リコール届出番号 4005 リコール開始日 準備でき次第
不具合の部位(部品名)  エアバッグ装置(インフレータ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因  助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
改善措置の内容  全車両、助手席用エアバッグモジュールを対策品に交換する。
なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止し、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
届   出   番   号 4011 開始日 平成29年3月31日
不具合の部位(部品名)   動力伝達装置(トルクコンバータ)
基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は性能
の状況及びその原因
  自動無段変速機(CVT)のトルクコンバータにおいて、内部ベアリングの製造が不適切なため、摺動面に凹凸があり、使用過程で凹凸により当該ベアリングが異常摩耗して破損することがある。そのため、ベアリングの破片がトルクコンバータ内部に飛散し、異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、破片がトルクコンバータ内部に噛み込み、停車時等にエンストして発進できなくなるおそれがある。
改善措置の内容   全車両、トルクコンバータを良品と交換する。
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