日産は、世界遺産であり京都を代表する桜の名所の元離宮二条城で、3月24日(金)〜4月16日(日)まで開催される『二条城桜まつり2017-桜の宴- Directed by NAKED』に協賛する。
日産は、二条城桜まつりにおいて、パワーコントロールシステム(ニチコン社製「EVパワー・ステーション」)を使った電力供給システム「LEAF to Home」を活用し、100%電気自動車「日産リーフ」の駆動用大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えた電力により、桜のライトアップ演出を行うという。
元離宮二条城は、毎年、桜のライトアップに約7万人が訪れる京都でも有数の桜の名所。また、今年は大政奉還150周年の記念の年でもあり、国内外から多くの観光客が集まることが期待されている。今年の二条城桜まつりは、京都市として初の試みとなる、ストーリー性のあるライトアップ、プロジェクションマッピングによる演出も行われるそうだ。
ライトアップに活用する”LEAF to Home”は、動作音が極めて静かであるため、二条城の静粛さと厳粛さに融合。また、CO2排出ゼロの電気自動車を利用することにより、地球温暖化や酸性雨などの悪影響を抑制し、顕著な普遍的価値をもつ建築物である世界遺産を劣化・腐蝕から保護することにもつながる。
“LEAF to Home”は、日産リーフから電力を供給するだけではなく、夜間電力や太陽光発電を使って「日産リーフ」に充電し、蓄えた電気を日中の電力需要が高まる時間帯に使用することで、電力消費のピークシフトに貢献するとともに、停電時や非常時などには、バックアップ電源としても活用できるという特徴がある。
イベントの夜間照明電源にEVを使うというのはおもしろい試み。どのくらいの台数でどんな結果となるのか興味深い。
二条城桜まつり2017 -桜の宴- Directed by NAKED 開催概要
- 開催期間: 3月24日(金)~4月16日(日)
- ライトアップ: 午後6時~午後9時(午後9時30分 閉城)※ライトアップ時は観覧エリアが限定される。
- 主催: 京都市