ルノー・日産アライアンスとヨーロッパ最大の公共交通機関を手がけるトランスデブ社は、無人運転車を活用した公共交通および利用者の要望に応じて提供されるオンデマンド型交通向けのモビリティサービスを共同開発することで合意した。
両社は、利用者が無人運転車の乗車予約をしたり、オペレーターによる自動運転車両の監視および運行管理を可能にする包括的な交通システムの開発を行うという。
両社は、第一段階として、欧州で最も売れている電気自動車であるルノー「ZOE」を使ったパリ・サクレー地区での実証実験や、トランスデブ社のオンデマンド配車や運行管理、経路選択のためのプラットフォームなどの検証を行うそうだ。
ルノー・日産アライアンスは、先進のコネクテッド・カー技術およびモビリティサービスの開発を加速すべく、様々なパートナーシップを結んでいる。
無人運転車が普通になる日も大分近くなっているようだ。