ホンダ、2017年モータースポーツ活動計画概要

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Hondaは、2017年のモータースポーツ参戦計画について、以下の通り発表した。Hondaは創業当時から世界の頂点を目指し、さまざまなモータースポーツ活動に取り組んできた。

昨年、二輪ではFIMロードレース世界選手権の最高峰クラス参戦50周年の節目となる年に、ロードレース世界選手権(MotoGP™)、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)、FIMトライアル世界選手権(WCT)のそれぞれでチャンピオンを獲得、3つの最高峰クラスを制覇するという、世界初の結果を残すことができた。

また、四輪では記念すべき第100回大会を迎えた伝統の「INDY500」にて勝利を収めることができた。

2017年もHondaは、コーポレートスローガンである「The Power of Dreams」のもと、常に勝ちにこだわって挑戦を続け、世界中のユーザーやファンと喜びを共有することを目指し、モータースポーツ活動を展開していくという。

四輪モータースポーツ活動では、昨年に続き、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権に、「マクラーレン・ホンダ(McLaren‐Honda)」のパワーユニットサプライヤーとして参戦。レースドライバーはフェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンの2名体制。

FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)では、1.6L直噴ターボエンジンを搭載した「Civic WTCC」の投入を継続。「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のティアゴ・モンテイロ、ノルベルト・ミケリスに加え、「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team J.A.S.)」から道上龍が参戦、2チーム3ドライバーのワークス体制で臨む。

 

また、プライベートチームについては、Civicでの参戦5年目になる「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」にマシンを供給し、ワークスチームとともにドライバーとマニュファクチャラーのダブルタイトル獲得を目指す。

SUPER GTのGT500クラスには、昨年と同様に5チーム5台体制で参戦。日本では昨年8月に発表したスーパースポーツモデル「NSX」をベースとした「NSX-GT」を今シーズンより投入。開発体制も大幅な見直しを図り、タイトル獲得を目指す。

全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)では、熱効率を高めた2.0L直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-417E」を投入。新たに2016年の「GP2シリーズ」王者であるピエール・ガスリーが「チーム・ムゲン(TEAM MUGEN)」に加入し、5チーム8台体制でドライバーとチームのダブルタイトル獲得を目指す。

北米のインディカー・シリーズでは、アメリカン・ホンダモーターの子会社であるホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)より、6チーム14台に2.2L V6ツインターボエンジン「HI17TT」の供給を予定。

また参戦8年目のシーズンを迎える佐藤琢磨がチームを移籍し、「アンドレッティ・オートスポーツ(Andretti Autosport)」より参戦。

二輪も最高峰であるMotoGPクラスを含め、多くにカテゴリーに参戦。

今年もホンダの活躍から目が離せない。

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