日本から世界を引っ張りたい!

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質疑応答。
収益力回復に向けて。
各地域で新型車が好調だった。中国専用車が受け入れられている。課題だった工場稼働率も9割以上まで回復した。さらに効率を上げていく。
コストダウンも進んでいる。3Qの利益増の半分は為替の円安。北米でミットサイズセダンが足元で強くない。ファンダメンタルズが強くなった認識。
日本は品質問題などネガなことがあった。日本の元気がなくなっている。まずは膝元の日本から世界を引っ張っていきたい思い。

アメリカ市場について。
トランプ政権に関係なく、地域に貢献しながらやっていく。生産だけでなく開発もアメリカでやっている。北米の自給率は96%、アメリカだけでも7割でフォードに次ぐ。直接雇用だけでも3万人。状況を見ながら対応したい。
昨年のアメリカ市場は1755万台、ホンダも163万台超だった。過熱気味だった。昨年くらいの台数はいけるとおもう。市場もホンダもライトトラックの比率が高まっている。

コストダウンの中身は?
モデルの収益性が高まっていることが大きい。広告宣伝費などの歳出が減った。

500万台の前提は?
日本が69万台以上いけそう。アメリカ市場も1月好調。前年同月比106%増と史上最高レベル。中国も好調。インドが高額紙幣無効で減速だが、他は順調。二輪車に大きく影響が出ている。現状はかなり落ち着いて来ている。

第4四半期の営業利益が少なめだが?
為替が第4Qは為替効果が少ない。また、モデルチェンジに合わせて、どうしてもインセンティブが増える。研究開発費、広告宣伝費含む販管費が膨らむ。例年そのくらいの段差がついてる。

安倍vsトランプ会談に期待することは?
我われとしては、アメリカ現地で作って売ることをずっとやっている実情をまずは知ってもらう。
メキシコは昨年13万台をアメリカに輸出した。高い関税を掛けられたら対応せざるを得ない。ただし、ボリュームは大きくない。ベストなことを考えていきたい。

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