欧州COTY(カー・オブ・ザ・イヤー)の一次選考が終わり、ノミネート29車の中から7台が最終選考へと進むことになった。16年10月にノミネート車を集めて選考委員がテストした結果、
/アルファロメオ・ジュリア
/シトロエンC3
/メルセデスベンツEクラス
/日産マイクラ
/プジョー3008
/トヨタC-HR
/ボルボS90&V90
が一次選考で選ばれた。(アルファベット順)
見てのとおり、7台中2台が日系ブランドのクルマだ(どちらも現地で生産されているため、日本からの輸出車ではないが)。参考までにトヨタは初代ヤリス(2000年)と2代目プリウス(2005年)、日産は2代目マイクラ(93年)とリーフ(2011年)で欧州COTYを受賞したことがある。
この後、2月20&21日にフランスで最終選考が行われ、結果はジュネーヴショーのプレスデー前日であるに3月6日に会場で発表される。ジュネーヴショーの会場で欧州COTYが発表されるのは、今年で6回目となる。
選考委員は25点の持ち点を5台以上に割り振る決まりになっており、ヨーロッパ22カ国58名の評論家やジャーナリストが務めている。
欧州COTYは1964年から実施されており、昨年はオペル・アストラが受賞した。