マツダは、12月15日より防府第1工場においてコンパクトクロスオーバーSUV「マツダ CX-3」の生産を開始した。これにより、グローバルに高まるSUV需要に対する車両供給体制を強化。
「CX-3」の生産拠点は、2014年12月に生産を開始した宇品第1工場、2015年10月に生産を開始したタイの車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)」に続き、このたびの防府第1工場が3拠点目となる。
これまで宇品第1工場で生産してきた「CX-3」を、防府第1工場でも生産することで、宇品工場で生産する「マツダ CX-5」、「マツダ CX-9」の車両供給能力を向上させ、グローバルに高まるSUV需要に柔軟かつスピーディーに対応して行くという。
また、防府第1工場での「CX-3」の生産にあたっては、マツダが推進する「モノ造り革新」の「一括企画」や「コモンアーキテクチャー構想」の利点を生かし、スームズな生産の立ち上げを実現したそうだ。
生産体制を変更してまでCX-3を生産するというのは、それだけこのクルマが人気ということだろう。新型CX-5がどう評価されるかも興味津々だ。