速報!国交省来年度税制改正概要。
エコカー減税、グリーン化特例2年延長も減税対象絞る
総務省が自治体の財源確保を理由に対象範囲を狭めることを要望していた来年度のエコカー減税。自民党税制調査会での議論を踏まえて、先ほど国交省から税制改正概要が発表された。出来立ての資料を広報課からもらってきた。細かい内容は複写をご覧いただくとして、平成29年度と30年度にかけて段階的に減税対象が絞られることになった。
29年度は取得税、重量税とも32年度燃費基準プラス30%達成車から免税となる。30年度はさらに厳しく取得税、重量税と同燃費基準プラス40%達成車でないと免税されない。
グリーン化特例による自動車税の減免については、来年度以降、平成32年度燃費基準プラス10%達成以上ないと対象外と、厳しい内容となった。
自動車メーカーにはさらなる燃費向上が求められることになった。ただでさえ重いユーザー負担だが、燃費の良いクルマに乗らなければ、金をむしりとられる図式は厳しさが増すばかりだ。
取材 文/神領 貢 マガジンX編集長