日産は、小型車「ノート」が、11月の国内販売で15,784台を記録し、軽自動車を含めた全銘柄のランキングで初めて1位になったと発表した。
11月2日に発売した「ノート」は、新たに追加した新電動パワートレイン「e-POWER」が高い評価を得ており、発売後約3週間を経過した11月23日には、月間販売目標の2倍となる2万台を突破する受注を獲得。
国内の小型車市場における厳しい競争環境において、今回軽自動車を含む全銘柄別販売台数で首位の座を獲得できたのは、e-POWERの100%モーター駆動ならではの力強くスムーズな走行性能と優れた静粛性に加え、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速までを意のままに行うことが出来る利便性が評価されたことによるという。
またe-POWERの投入を機に「ノート」自体をお客さまに再注目して頂き、室内の広さや先進安全性能が改めて評価されたことも大きく貢献していると分析しているそうだ。
ベース車が発売されてからかなり時間の経過したクルマが、マイチェンによって1か月足らずにもかかわらず国内販売で初めてトップとなるというのは珍しい出来事。それだけ新しいパワーユニットがユーザーに受けた証拠だろう。今後このパワーユニットをどう展開していくのかも注目したい。