トヨタC-HRの生産が欧州でスタート

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トルコでトヨタがC-HRの生産を開始した。同車の量産が立ち上がったことで、トヨタは現在ヨーロッパで8つのクルマを生産。欧州で販売されるトヨタ車の75%が現地産となる。

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トルコ工場ではカローラと小型MPVのヴァーソが生産されており、C-HRは同じラインで混合生産される。同工場でハイブリッド車が量産されるのは初めてで、同時にTNGA採用車が海外で生産されるのも初めて。
C-HRが生産品目に加わることでトルコ工場の年産規模は15万台から28万台へと引き上げられる。これに伴って新たに2000人の雇用が発生し、従業員数は5000人へと増えた(3交代制)。

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これまでトルコ工場の生産台数の80%が欧州各国に輸出されてきたが、今回のC-HR生産開始に合わせて北米、カナダ、台湾、南アフリカも輸出先に加わる。参考までに、トヨタはフランスで組み立てているヤリス(日本名ヴィッツ)をすでに北米に輸出している。
トルコ産C-HRに搭載される1.8Lハイブリッド・ユニットは英国で生産されて運ばれる。また、1.2Lターボに組み合わされるMTはポーランド産で、18年にはハイブリッド用トランスアクスルの生産も始める(現在は日本から輸出)。

なお、以前にマガジンXで報じたように、当初は日本向けもトルコで組み立ててシベリア鉄道を活用して運んでくる計画もあったが、頓挫。結局はトヨタ自動車東日本の岩手工場で生産されることになった。

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