あえて燃費を訴求しない日産ノートe-POWER

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日産がノートのマイナーチェンジに合わせて新しいパワートレイン「e-POWER」を初めて搭載した。

すでにマガジンXで事前にスクープしたように、e-POWERには発電専用の1.2Lエンジンと駆動用モーターが搭載されており、どんなシーンにおいても100%モーターで走る。
報道発表会で西川(さいかわ)廣人CEOは「EVの技術を活かしたのは日産ならでは」として、リーフで培った技術を応用していることをアピールした。また、星野朝子・専務は「EVの新しいカタチで、このパワートレインはもはや発明だ。今後も日産は『知能化』と『電動化』の2本の柱で他社を凌駕していきたい」と語った。

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ノートe-POWERの税込み価格はマガジンX 12月号でスクープしたとおり、177万2280〜224万4240円。
ただ、カタログを開いても37.2km/Lの燃費値はほとんどアピールされておらず、テレビCMでも訴求されない。関係者が「燃費よりも、モーター特有の力強い走りをメインに訴求していきたい」と話すように、発進加速性能の良さが前面に打ち出されるようで、全国2000拠点以上あるディーラーおよびイオンモールなどで試乗キャンペーンも展開される予定だ。

なお、マガジンXでは以前から最廉価グレードにエアコンが装備されていない旨を報じてきたが、来春にもメーカーオプションで用意される方向で開発が進んでいるという。

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